YFUとAFSについて

 日本には大きな団体が二つに分けて存在します。
 一つ目は AFS というどこかで聞いたことがあると思う団体です。この団体は一番歴史のある留学団体です。遡ること第二次世界大戦。傷病兵の救護活動を目的とした団体、American Field Service が戦争のない世界を目指したことがきっかけとなり、交換留学制度を始めたそうです。
この団体は歴史と同じように世界の様々な国々とのネットワークを持っており、アメリカに限らず、独自の文化を持ったヨーロッパや中南米の国々などに毎年日本からの派遣を行っています。また交換留学がまだ盛んでない国々などを派遣強化国と呼び、派遣生への財政面での優遇などの措置をとっていることも大きなアドバンテージかなと思います。
AFSは文科省の支援/公認を受けて、近年に公益財団法人となり、今までの功績が国からしっかりと認められています。
 二つ目は YFUという団体です。僕自身はこの団体を通して、アメリカへ留学をしております。YFU
 Youth For Understanding の略称のことであり、異文化交流に重きをおいている団体です。AFSに比べると知名度は少し低く、派遣先のネットワークもアメリカとドイツが中心といった感じではあります。(しかじ、各国から生徒が集まりますので、横の繋がりが広がることは確かです!) しかし、中身としてはAFSと殆ど似ていると断定していいと思います。(留学生活への適応のための独自のカリキュラムを除いて) こちらは主に外務省の支援を受けており、ミシガン州で創設されたこともありまして、アメリカ派遣の場合は北部の地域への比重が多いことも特徴だと思います。

 さてここまで長々とAFS & YFU について話してきました。
両団体の大きな利点は、
1. 国からしっかりと認められている。
2. 日本で多くの仲間を作れて、現地でも各国からの仲間と交流できる。(派遣生総数が多いため)

もちろん他の小規模な団体もそれはまた個性があって良いと僕は思います。しかし、人脈を広げることや現地でのサポート(安全, ホストチェンジ, 相談)などを考えると圧倒的にこの両団体がより親身であることは確かだと思います。
是非、高校留学をご検討される際はまず AFS YFU を調べていただければと思います。